「防犯カメラ」選び方のポイント
防犯カメラ選び方のポイント1つ目は、「設置場所」です。まずは、使用用途を明確にし「屋内」に設置するのか「屋外」に設置するのか、確認しましょう。
屋内の場合は、「小型」や「ドーム型」のカメラがおすすめです。なぜなら、設置スペースが限られていたり、インテリアに馴染まず「圧迫感」を与えてしまう恐れがあるためです。
屋外の場合は、直射日光や雨などに備えて「耐久性の高いもの」がおすすめです。また、夜間でも映像がきれいに撮影できるように「赤外線」機能が付いているものも良いでしょう。
防犯カメラ選び方のポイント2つ目は、「カメラの形」です。
防犯カメラの形は、箱のように四角い「ボックス型」と、照明器具のように丸い「ドーム型」の2つがあります。
ボックス型は、特定のエリアを集中的に撮影することが得意で、空き巣・防犯対策に使用されることが多くあります。設置した時の存在感により、犯罪抑止にも繋がります。
ドーム型は、360度の「広角レンズ」によって広範囲の撮影に優れています。デザイン性が高く、周囲の景色に馴染みやすいため、主にショッピングモールなどで使用されています。
防犯カメラ選び方のポイント3つ目は、「性能・機能」です。
ある程度、使用目的が明確になったら搭載されている「機能」に注目します。例えば、撮影した映像のクラウド保存が可能なものや、顔認証・検温・車両検知など、様々です。
他にも、最先端のAIカメラにしか搭載されていない、人数カウント・在庫管理システムも展開されています。
最先端のAIカメラ機能
従来の防犯カメラは、映像を撮影するのみで不審人物をキャッチしたり、アラートを鳴らしたり、人数カウントしたりすることは不可能でした。
一方、AI(人工知能)が搭載された防犯カメラでは、これらが全て可能です。例えば、人が密集しているエリアを分析し混雑状況の把握をしたり、車のナンバープレートから車両を特定したり出来ます。
本項では、最先端のAIカメラに搭載されている「機能」をいくつかご紹介します。
AIカメラに搭載されている機能1つ目は、「遠隔監視システム」です。
AIカメラはいわゆる「ネットワークカメラ」と呼ばれるもので、インターネットに接続されているものが多くあります。そのため、リアルタイムで映像を見ることが可能です。
例えば、冬・大雪シーズンの屋外監視スタッフは人材確保が難しく、スタッフに負担もかかるため、AIカメラの遠隔監視が役立ちます。
AIカメラに搭載されている機能2つ目は、「人物検知」です。
AIカメラは「人物」と「景色」を識別することが可能で、人数カウントや入退室管理・不審者キャッチなど、様々な場面で活用できます。
予め設定したデータを基に「個人の特定」も可能です。
AIカメラに搭載されている機能3つ目は、「需要予測」です。
従来のカメラと圧倒的に違うのは、AIは「未来予測」が可能だという点です。例えば、過去の売上・発注データや、顧客の属性(性別・年齢)などを分析し、最適な在庫数を割り出します。
何気なく設置していたカメラが、マーケティング戦略にも活かせるメリットがあります。
参考:excite.ニュース「AIで店舗の品揃え・在庫を最適化する需要管理サービス開始。 TSUTAYA先行導入で効果確認」
以上、「防犯カメラ」選び方のポイントについて知りたい方の、参考になれば幸いです!