AIカメラ活用ドットコム

防犯カメラで24時間録画するメリット・デメリット

2022-07-29 09:19 By おさかなosakana

24時間録画のメリット

1.撮り逃しがない

24時間録画のメリット1つ目は、「撮り逃しがない」点です。


犯罪抑止だけではなく例えば、夜間作業中における従業員安全面・事故防止にも役立ちます。警備が手薄な時間帯でも、原因特定がスムーズです。


常時録画しているため、その日に起こった出来事を全て記録できます

2.映像証拠になる

24時間録画のメリット2つ目は、「映像証拠になる」点です。


例えば、お客様とのトラブルやクレーム対応など現場にいないと判断が難しいものを、後から客観的に見直すことが可能です。犯罪が起きた場合は、犯人特定にも繋がります。


どこに原因があったのか、第三者が冷静に判断できます



参考:産経新聞「防犯カメラの映像が証拠となった事例

24時間録画のデメリット

1.膨大なデータ量

24時間録画のデメリット1つ目は、「膨大なデータ量」です。


映像を撮影し続けるとSDカードの保存容量が圧迫され、結果としてSDカードの消耗にも繋がります。


またプライバシー保護の問題から映像データの管理も課題となっています。

2.バッテリーの劣化を早める

24時間録画のデメリット2つ目は、「バッテリーの劣化」を早めてしまう点です。


防犯カメラを休まず稼働し続けると、バッテリーの消耗が激しいため、本体自体の劣化を早めてしまう恐れがあります。1万円〜5万円ほど交換コストも掛かります。


なるべく電池容量「Ah(アンペアアワー)」が大きいものを選択する、高温多湿の場所で保管しないなどの、対策を取りましょう。

3.映像チェックに時間がかかる

24時間録画のデメリット3つ目は、「映像チェックに時間がかかる」点です。


長時間録画されていることから、発生時刻が不明確な情報にアクセスしたい場合は、映像チェックの手間を要します。


例えば、万引き犯を映像から見つけ出す場合全ての映像を流して見なければならず、時間がかかります。

AIカメラは、人がいる時のみ撮影可能

これらのデメリットを解消するには、「AIカメラ」を用いると良いでしょう。


従来の防犯カメラとは違い、AIカメラには「動体検知」という機能が搭載されています。そのため、人がいるときのみ撮影することが可能で、メモリ容量を大幅に削減できます。


結果として、24時間録画せずに効率よく撮影できます


特に、閑静な住宅街や人通りが少ない地域ではメリットが大きく、同時に不審人物の検知としても役立ちます。映像チェックにかかる時間も、短縮可能です。



参考:Yahoo!ニュース「「さい銭泥棒」をAIカメラが検知 LINEで知らせます

誤検知のリスクも

一方で、AIカメラは誤検知・撮り逃しのリスクもあります。例えば、物体を人だと判断してしまったり、人がいるにもかかわらず悪天候により検知できなかったりします。

駅前や大型商業施設など常に人が行き交う場所」では、メリットを得づらいですが、AIカメラには他にも「人数カウント」や「入退室管理」「検温」など、様々な機能が使用できます。


撮影環境を踏まえた上で、最適な防犯カメラを選択しましょう



参考:Yahoo!ニュース「AIの顔認識で誤認逮捕される


以上、防犯カメラで24時間録画するメリット・デメリットについて知りたい方の、参考になれば幸いです!