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Wi-Fi防犯カメラのメリット・デメリットは?

2022-11-07 14:39 By おさかなosakana

Wi-Fiに繋がる防犯カメラとは?

Wi-Fiに繋がる防犯カメラとは


・インターネットに接続できる

・無線


という特徴がある、防犯カメラのことです。


ネット接続できることから、カメラ1台1台を識別するための番号IPアドレス」が付与されており、リアルタイム監視・メール通知などが可能です。


別名、ワイヤレスカメラ・ネットワークカメラとも呼ばれています。


一方、カメラに直接LANケーブルを差して有線」でネットに接続するタイプもありますが、今回はWi-Fi接続が可能な無線」のものに焦点を当てて解説します。

Wi-Fi防犯カメラのメリット

1.配線が少ない

Wi-Fi防犯カメラのメリット1つ目は、「配線が少ない」点です。


Wi-Fiでインターネットに接続するため、LANケーブルの配線を気にする必要がなく景観を崩さないという特徴があります。


特におしゃれなカフェ・ショッピングモールなどお客様の目に入る場所におすすめです。


またカメラの位置を移動する場合でも、再接続の手間が省けます

2.アプリを使って遠隔監視できる

Wi-Fi防犯カメラのメリット2つ目は、「アプリを使って遠隔監視できる」点です。


従来の防犯カメラでは、撮影した映像はSDカードに保存されるため、映像を見る為には直接データを取り出す必要がありました


一方、Wi-Fi接続カメラの場合は、初期設定で防犯カメラとアプリを連動させれば、遠隔監視が可能です。そのため設置場所以外でも、リアルタイムで映像を確認できます。



参考:PR TIMES「遠隔確認もできるセキュリティカメラ「leafee cam」のiOS版先行提供開始

3.配線工事が不要

Wi-Fi防犯カメラのメリット3つ目は、「配線工事が不要」な点です。


有線の防犯カメラの場合、設置場所からルーターまでの配線工事が必要になるケースも多くあり、場所によっては設置が不可能なこともありました。


しかし無線の場合は、ネット環境さえあれば、場所を選ばずに設置が可能です


結果的に、配線工事の手間・コスト削減に繋がります。

Wi-Fi防犯カメラのデメリット

1.ネット環境のある場所でしか使用できない

Wi-Fi防犯カメラのデメリット1つ目は、「ネット環境のある場所でしか使用できない」点です。インターネット接続する際には「ルーター」が必要になるため、この付近に防犯カメラを設置する必要があります。目安は、およそ半径5メートル以内です。


また、ルーターと防犯カメラの間にドア・壁などの障害物がある場合、Wi-Fiが不安定になる恐れもあります。

2.屋外では回線が不安定になりやすい

Wi-Fi防犯カメラのデメリット2つ目は、「屋外では回線が不安定になりやすい」点です。


Wi-Fi防犯カメラを屋外に設置する場合、悪天候や直射日光・環境によっては回線が不安定になる恐れがあります。Wii-Fi接続が切れた場合、録画も途切れてしまうため注意が必要です。


事前に「設置環境」をチェックし、雨風の当たらない場所を選択しましょう

3.情報漏洩の恐れがある

Wi-Fi防犯カメラのデメリット3つ目は、「情報漏洩の恐れがある」点です。


インターネット接続されている端末である以上、不正アクセスによる情報漏洩のリスクは避けられません。防犯カメラの映像を、盗み見られる事件も発生しています。


これを防ぐためにも、パスワードを複雑なものにしたり、ルーターに通信制限をかけるなど対策しましょう。



参考:佐賀県警察「ネットワークカメラが乗っ取られた!

参考:Security NEXT「水位監視カメラ2台に不正アクセス、制御不能に - 八千代市


以上、Wi-Fiに接続できる防犯カメラのメリット・デメリットについて知りたい方の、参考になれば幸いです!