そもそもAIカメラとは?
そもそもAIカメラとは?
皆さんはAIカメラについてご存知でしょうか。
AIカメラとはその名の通り、AI(人工知能)を搭載したカメラのことです。
通常のカメラとは異なり、AIカメラでは撮影された映像を解析し、写っている人や物を認識し、動きを捉えることができます。
そのため、AIカメラによりこれまで難しいと考えられてきたことの実現が可能です。
AIカメラにできること
AIカメラにできること
AIカメラでできることは大まかに下記の通りです。
①人物検知 …例)侵入検知、混雑状況の把握
②物体検知 …例)異物検査、在庫状況の把握
③顔認識 …例)入退室管理、行方不明者の捜索
④文字認識 …例)車両ナンバー管理
その中で今回は車両ナンバーを検知し、入出庫管理が簡略化できる活用例をお話しします。
入出庫管理を簡略化できる活用例
物流倉庫や工場では入庫する車両があった際に、ドライバーは①停車②守衛室へ③用紙を記入④守衛は担当者へ確認⑤許可・案内というプロセスがあると思います。
これにドライバーは10分弱かかり、同時刻に数台入庫時はさらに時間がかかります。
また、守衛担当者も1~3名の常駐する必要があります。
この課題に対して、AIカメラが活用できます。
ドライバーにあらかじめ入庫管理フォームへ会社名、氏名、約束相手、車両ナンバーなどを入力してもらいデータベースに登録します。
物流倉庫や工場の入口で車両ナンバー検知を行い、事前登録がある車両については自動で入庫許可、約束相手への連絡を出すことができスムーズな入庫処理が可能となります。
また、事前登録がない車両の場合は守衛担当者へ連絡され、その時のみ前述の①~⑤のプロセスを実施することになります。
このようにAIカメラで車両ナンバー検知・識別することで入出庫管理の自動化・省力化につながり、業務の効率化・人件費削減になります。
まとめ
以上、AIカメラの活用例についてお話ししましたが参考になりましたでしょうか。
AIカメラではこのようなルーチン化した業務について大きくサポートしてくれ、活用方法は多岐にわたります。
導入を検討する参考になれば幸いです。