業種:製造業
改善内容:生産性向上
活用した機能:「工場の見える化」
概要
ネットワークカメラで撮影された画像をもとにAIが生産設備の稼働状況を判断し、クラウドに情報を蓄積するIoTシステム
アウトプットとして、①稼働率推移グラフ、②時間別稼働率グラフ、③稼働率円グラフ、④ガントチャート
- 蓄積された情報をリアルタイムに集計・分析し、全社員に稼働状況を共有することで「工場の見える化」を推進
- 生産設備の操作画面や積層信号灯の点灯状態の画像から稼働状況を判別するため、生産設備のメーカー・年代を問わず対応することが可能
- リアルタイムあんどん表示で機械の稼働やエラーの状態が一画面で確認でき、いち早くエラー発生を察知し対応することができる
活用例
- 積層信号灯の点灯状態の判別
- 画面上の情報の読み取り
- 人のいる・いないを判別
- 設備の稼働時間と人の滞在時間とのデータから「設備が停止しているのに作業者が現場にいない」というムダな時間の把握することで効率よく業務を改善が可能
- ディスプレイ中に設備の稼働状況が表示できるため、常に担当設備の稼働状況がわかるため、多台持ち作業者の不可解消につながる
- 設備がエラー停止した際にディスプレイで把握できるため、迅速に対応することができ、無駄な停止時間の減少につながる
導入前の課題
- 機械が停止している時間を把握できない
- 管理者だけが機械の稼働状況を意識
- 生産効率を高め内製化率を上げたい
工場の見える化システム導入
導入後の効果
- 設備の稼働状況をモニターに映すことで現場社員からも稼働率改善に関する意見が上がるように
- 改善を続ける中で今まで協力会社に依頼していた加工を内製化することができ、内製化率・利益率が向上 ⇒ 生産高1.7倍に
- 稼働データ分析でボトルネック工程を特定でき、設備投資の参考に